夕菜の宝箱~不思議な世界の息子爆笑成長記録

不思議で爆笑の嵐のにいちゃん&たっちゃんの世界を語ります(発達障害とも言う…(笑))

 いつもお世話になっております。


実は、以前からにいちゃんのことで気になっていたことがあり、
ご相談させていただきたく思いました。
連絡帳に書くと本人が雰囲気をなんとなく察してしまうかもしれないので、
別紙にて失礼します。


先日の算数の時間を見学した私の母に
「引き算のひっさんが全くといっていいほど理解できていないみたいよ〜」と言われたので、
あれ?家で復習してみた時には繰り下がりも理解していたのにな?と思いながらも
やらせてみると、ほとんど、きちんと理解はしているのです。
(ほとんど…というのは0が続く数字の時に迷っていたので)


私の母からの報告では、
プリントを1枚できたら丸付けをして次のプリントをもらい…と全部で3枚あったのだけど、
時間内に3枚出来上がる子もいれば、もちろん個人差があって、いろいろ。
その様子を見ていたら、にいちゃんはほとんどの時間を先生に説明してもらってやっとちょっと書き、またじ〜っとしていたから1枚がやっとだったよ…」とのこと。


すべてにおいて、ゆっくりのんびりしている方だとは思うので、
要領よくこなすとは思えないのですが、
それは、あまりにおかしい…。


で、いろいろ考えてみたのですが、
にいちゃんは内言がほとんど発達していないのではないかと思い始めました。
にいちゃんが家で計算をしている時には、
必ず「すべて口に出してしゃべりながら」やっていたのです。


すると、文章題でもほぼ即答。


でも、「頭の中で考えて」だと可愛そうなほど考えられないようで、固まっています。
本人に聞いてみると、「学校では恥ずかしいから黙ってやってる…」と言い、
「じゃあ家でも練習で黙ってやってみ?」とチャレンジしてみると、
本当にめいいっぱい集中してじ〜っとしても疲れてしまい、
ため息をつきながら「しゃべってもいい?」と許可を求めて、
しゃべりだすと解ける様子でした。


以前から順序だててしゃべることが苦手。
日記を書くのも苦手。


なので、内言があんまり得意ではないんだろうなぁ〜とは感じていました。
だから、少しでも内言を発達させるためにはどうしたらいいのかな?と素人ながら
週に一度「家族会議」を開いて
「みんなの前で発言する」というような真似事をやっております。


話そう…と思ったことを一度頭の中で整理するには有効かな?と思って続けていたのですが、
ここまでだとは思っていませんでした。


どうも「得意ではないなぁ〜」のレベルを超えてしまったような気がしています。


例えば、算数の問題で言えば、13-9=の答えを出す時に、
以前カードをめくって毎日のように言っていた頃には、覚えたのか即答できていたのですが、
短期記憶だったのか?今ではすっかり忘れてしまい、
にいちゃんはぶつぶつと「3から9はひけないから、10から9をひいて1。1と3を足して4」
と全部言わないと、できないようで、非常に時間がかかっています。


本当にのんびりゆっくりしているだけで、また少し特訓をすればいいのか?
と思わないでもないのですが、
10までの引き算やひらがな、かたかなに至っても何回か復習しても
日がたつと忘れていたりします。


実は、幼児のころに何かの軽い発達障害を持った子ではないかな?と思ったことがあり、
保育所の先生に話したことがありました。
運動機能と数字に関してがあまりにもどんくさかったのです。
例えばスキップができはじめたのも5歳。
平均台をわたる時にほとんどの子がさっさと歩ける時期に
両手を広げてじっくりじっくりだったり、
いろんな記憶がいい時期に、電話番号だけはさっぱり暗記できなかったり。
(ちなみに自分の家の電話番号を間違いなく言えるようになったのは3年生です。)


どんくさいと感じるけれど、1月生まれだから4月生まれに比べるとおっとりしているかも…
歩きだしたのも決して早い時期ではなかったし…(1歳2ヶ月)
5歳になりたての頃に親の離婚や引越や…でいろんな思いをしてきているから、
まぁ〜落ち着いていないのかも…など、


少し様子をみてもいいかな?という要素もあったので、
今までは、児童相談所には相談したことはありません。


1年生の時には1〜10までの数の計算だけは、ここでつまづいては自信を失ってしまう…と
それは毎日毎日、繰り返し楽しく特訓しました。
成果があったのか?ちょっとわかるようになると算数が得意♪大好き♪と自信を持ったようで、
なんとか特に問題なく学習してこれたと思うのですが、
2年生になって九九を始めたとたん、
普段の授業でやらなくなった足し算と引き算を忘れてしまう…というのは、
やはり普通ではない、不思議な脳なのかな?という疑問が
だんだんと確実なものになってきたような気がしています。


3年生になって8-6が、3…かな?と言われたこともあります。


あと、単に努力不足と言えないのではないか?と思われる事柄に、
右と左がよくわかっていない事実があります。


旗揚げゲームのように本人に気づかれないように
「もう覚えたかな?」と期待をこめて実験しているのですが、
現在でもはりきって間違えております。


どうにかしてもう少し内言が発達するように丁寧に接してやる必要があるよな?と
夫婦間で話し合ってみたのですが、具体的にどうしてやるのがいいのかがわかりません。


連絡帳をはじめノートの文字にしてもなんとも乱雑なので、
今まではそのことのみを見て
「きれいに書こうね」「やればできるよ〜」などといい続けてきてしまったのですが、
文字を見た瞬間に自分のものに出来ていない状態なのだとしたら
黒板の文字をノートにうつす行為だけで、にいちゃんにとってものすごく大変なのかもしれません。


先生にもぜひご意見をお伺いしたく思い、長々と書かせていただきました。