夕菜の宝箱~不思議な世界の息子爆笑成長記録

不思議で爆笑の嵐のにいちゃん&たっちゃんの世界を語ります(発達障害とも言う…(笑))

保育士資格試験を受けよう!と思い立ち…
借り物のテキストをちらっと読んだだけでのお試し受験やら…
受験しよう!と思ったけれど、ちびちゃんの体調が悪くてそれどころでなかった事やら…


本気とはいえない年月を経て(笑)


2001年夏。


ちゃんと自分のテキストを購入したり(笑)講習会に参加したりしはじめた
にいちゃん5歳児クラスの頃…
精神保健のテキストを読んでいて、
あれ??と何かひっかかるものが出てきました。


「脳微細障害(MBD)」
胎児期から周生期にかけて受けた微細な障害によって起こる運動、行動、学習などに障害がみられる場合である。症状は運動障害として不器用、協調運動障害、行動面では多動、注意の障害、学習面では読み書き計算、記憶や思考などの問題がみられる。教育上では知能が特別に劣っていないにもかかわらず、言語、認知、運動、情緒などに障害があるために、学習上の欠陥を示す学習障害(learning disability:LD)の中に含まれる。


注)↑は、現在ではもう使われない定義です!!


……。
なんだか、これは…試験が終わってから、ちょっと調べてみようかな。
にいちゃんにあてはまる感じがするんだな…と、直感したのです。


その後…運動会の練習などで、新しいことをする時に体がカチカチに緊張することなどを
保育所の担任の先生から話を聞いたときに
「運動面の極端な不器用さがある…っていう何かの障害かなぁ?って
思ったりもするんですけど?
どう思います?」と聞いてみたことがありました。


「いやぁ!お母さん…それは今、勉強してるところだから、気にしすぎるだけよ。
そんな、お母さん〜神経質やわ〜。」


はぁ…そうですかねぇ?


「そうよ!お母さんが気にしなくなってもっとリラックスしたら、
にいちゃんもリラックスするものよ!」


そうですね?気にしないようにします〜。


ベテラン40代保育士の話を素直に受け取った新米母の私。
保育の道へ片足もつっこんでいなかった頃の私は「気にしない」を心がけるようにしました(笑)


5歳児が集団で生活するのに、非常に困った問題が出ているわけではないにいちゃんは、
「この子気になるね〜」と目立つ存在ではなかったですからね。


でも、5歳児クラスの担任の先生とはもちろん保育のプロですが…
4月から数ヶ月だけ、しかも30人中の1人としてしかにいちゃんを見ていないわけで、
やっぱりこういう面は苦手だなぁ?こういう傾向があるよなぁ?と細かく感じるのは母だったのです。


「苦手な面がいろいろある、のんびりした子」だから、
嫌がらない程度に楽しんで繰り返し家で特訓して「みんなについていける」ようにしてあげよう〜という想いで接することにしました。


人と比べてどう…ではなくて、その子自身の発達だよ…というのは理解してますけどね〜
発達には個人差がある…なんてことは保育の勉強中にイヤというほど出てきますものね(#^O^#)


しかし、保育者と親とは子どもに対する想い…正直違うんですな(笑)
「苦手な部分は特訓しよう」な〜んて自分なりに納得していた、
にいちゃん幼児のころなのでした。