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そう…そしてあれは突然現れた。
9月2日夕方。
にいちゃんもたっちゃんも帰宅していないが、
ひとまず、たっちゃんのお迎えをばあちゃんに頼み、
飛び込みで産婦人科へGO。
遅く帰った私に
にいちゃんが「どうしたん?」と聞く。
赤ちゃんがお腹にいるねんて!
でも、まだ上手く育つかわからんねん〜。
すごい安静に寝てた方がいいらしいわ…などと報告。
すると、にっこにこの笑顔で
「えええ!赤ちゃんおったん??」と大喜びの子どもたち。
がんばって育てよ〜!と声をかけながら
安静に協力してくれる家族。
うん〜美しいわ。
そして…
心配のあまり色々考えたらしいたっちゃんは
「かあさん〜あのな、う○ちは、やめときな」と真顔で言いに来る。
え?
まぁ…なんか言いたいことはわかるな(笑)
赤ちゃんがつぶれそう〜とか言っておりました。
にいちゃんのつぶやきは、これまた面白い。
「かあさん〜あのさぁ…産む人の個性?」
へ?何が?
「男の子か女の子かっていうのは〜産む人の個性で決まるん?」
( ̄□ ̄;)
産む人=私。
どんな個性で決まるんでしょうねぇ?
にいちゃんは、アスペの子らしく時に淡々と語ることがあり…
「まぁ…産まれてしまえば、だいたい大丈夫やんな?」と申しておりました。
いや〜それまでのさぁ…
この…初期の段階で安静にって言われてるんだから、気が早い感じ??
…と思いつつ微笑んで続きを聞いてみると、
「ほら…産まれてもさ、1年の命です!とかで、5年、生きられた〜とか」
( ̄□ ̄;)
もちろん色々なケースはありますが…
そんな場面まで考えたくは、ありましぇ〜ん。
でも、確かに…
産まれるぞ!って楽しみにしたのに、去年、お腹の中で死んでしまった赤ちゃんのことを
ものすごくがっかりしたことがあったし…
数年前には〜産まれたものの手術だ!!ってバタバタした弟のこともあるし、
今年は、弟の保育所の子どもが病気で亡くなったのも目の当たりにしているし、
テレビをつければ、悲惨なニュースはたくさんあるし。
にいちゃんにしたら、ごく自然な発想なのかも…。
しかし!将来に向けて、こういう場面では適切ではないぞ…ていうのを
頭の片隅においてもらわないといけないので、
「ええええ!そんな悲しいことは、今は言わん方がいいねんで!」と教えてみました。
今は反応うすくても、絶対に残るから…
将来、妊婦になった自分の奥さんや友人に対して、
え???と周囲がひくくらい不安にさせるようなことは言わない…はずだわ♪