夕菜の宝箱~不思議な世界の息子爆笑成長記録

不思議で爆笑の嵐のにいちゃん&たっちゃんの世界を語ります(発達障害とも言う…(笑))

相談に行く前に、本人にどう言うか…。


これ、悩みましたね〜。
別に、本人が悩みに悩んでふさぎこんでいる風でもなく、
困り果てている風でもなく、
いい雰囲気で友達もいて、学校に楽しそうに行っているようなにいちゃんの場合(笑)


でもね〜
最近思います。


にいちゃんは、イヤな事があってもじ〜っと我慢するタイプ。
本当はつらくてたまらなくても、そこから逃げるように、別世界での楽しみを見つけている。


こっちが真剣に怒っているのに、なんでよそ見してんねんっ!!と
激怒して、ぺらぺらぺらぺら〜と語ったあとで、
「わかったっ?」と聞けば、
これを終わらすには「わかった」って言わなきゃ!とだけは学習していたらしい
賢いにいちゃんは、3.4歳のころから「わかった」と頷けるようになってました。


が、疑いぶかい?!母は


「今ので、何がわかった?」と更に聞いてみる。
すると、絶対に答えられないにいちゃんに、


何??わかったって言ったのに、わからんの?


ぺらぺらぺらぺら〜。
わかった?

「わかった」


よし!じゃ、何がわかったか、言ってごらん?

「……。」


( ̄□ ̄;)
もう一回言うで〜。ぺらぺらぺらぺら〜。どう?わかった?

「わかった」


じゃ、何がわかった?

目が違う方を向いてますがな…。
ふざけとんかぁ〜?おりゃぁ〜!!!


うえええええぇ〜ん(T_T)

全くしつこい子やなぁ〜!(←しつこいのは母の方で〜す(^^ゞ)

なんかさ〜3つ子の魂百まで…とか言われるし、
3歳ってば、ちゃんと善悪教えて、しつけのなってない子にはしたくないのに!
ちゃんと育ててるはずなのに、なんでこう物分りがわるいのだい?としか思えなかった幼児時代。


子育て初心者=専業主婦のためばっちりにいちゃんだけを見つめて暮らしていた母は
こんなことを繰り返しながら、


なんか、この子…わかってるのに、言葉がわかってない時ある不思議な子や…
と漠然と感じながら、簡単にゆっくり話すようになってきたっけな。


そして…
今で合計3回のテストを受けたりしたにいちゃんは、
少しずつ、自分が苦手なところを自覚してきたようで…


4年生になってから、
「ぼくって、いろんな音が聞こえてしまうから、勉強しようと思っても集中できへんねんな〜」
なんて言い出したりしてきました。


そして、今日は…
「ぼく、耳の病院で調べてもらった方がいい気がする」というので、
なんで?と言うと


「みんなの言ってることが、ぜんぜんわからへん」

ん?
「ほら、さっき母さんがベッドメイキングって言ったのんも、ぜんぜん違う風やったし…」


ああ〜それねぇ、すっごい早口で言うたからね(^^ゞ
「んもう〜、なんで、寝る準備できてないのにお布団でごろごろしてんの?
さっきな、にいちゃんはベッドメイキングに時間かかるねんから、早めに今からやっとき!って言うたやん、なんでまだなんよ?もう寝る時間になっても〜たやないのっ?」って


ま、大きめの私の独り言だわさ。


とっても知的能力が高くて、すばらしい文章で自分の内面を表現できる
ドナ・ウイリアムズさんですら、早口ぺらぺらの言葉はちっとも理解できないそうだしね、
そりゃ〜君は無理(笑)


でも、私をはじめ家族全員&学校でも、ぜんぜん意味わからんことが、しょっちゅう!って思って
耳を調べてもらいたい…と思ったってことは、なんか素晴らしく前進してる気がする♪

わからないときには
「ゆっくり話して」「もう一回言って」と言えるようになると
世界広がるよ〜ん。

そして、もう少し大人に近づいたら
「自分はコミュニケーションに問題があるので、上手く聞き取れません。ゆっくり話してもらえますか?」とか、「大勢を相手に話すのが苦手です。一人ずつお願いします」とか、
自ら発信できるようになってもらおうと思っているのでありました。