夕菜の宝箱~不思議な世界の息子爆笑成長記録

不思議で爆笑の嵐のにいちゃん&たっちゃんの世界を語ります(発達障害とも言う…(笑))

成育歴
平成7年6月・父母結婚
平成8年1月 誕生
平成12年1月 弟誕生
平成13年3月 父母離婚
平成15年3月 現在の父・母結婚


妊娠9週の頃、切迫流産にてお腹の張りを押さえる薬を服用し、横臥安静。
その後は特に異常なく過ごす。
39週0日で出産。
破水した為、陣痛を促進する薬を服用しつつ自然に待ち、24時間後に正常出産。


新生児のころ…とにかくよく泣く。
服を脱がすと泣き、沐浴時に体の上にガーゼが無ければ泣きながら暴れ、
お風呂あがりに服を着せ終わっても泣き、耳掃除も嫌がって泣き、
おっぱいをくわえるまで泣き続ける状態。
オムツを替えても、おっぱいを飲み終わっても眠らずに泣き続けるため、
おっぱいが足りていないのか?口寂しいのか?としょっちゅう飲ませていた。
舌小帯が短く、舌が下唇まで届かない状態だったので、口腔外科に通院。
哺乳障害が出るようだったら、即手術もありえるが、通常なら舌、口の成長も考えて言葉が出始める頃をめどに1歳半で手術しましょう…との診断。
おっぱいは少しずつだが、時間をかけてしょっちゅうあげていたため、
よく太り哺乳障害とは程とおい体型となる。


5ヶ月のころ…8200g、4705cm 室内であやすとよく笑うが、屋外だと表情がない。
毎日ベビーカーで散歩に連れて行ったが楽しくないのかな?と思うこともある。


6〜7ヶ月のころ…母子手帳の記録の「はい」に○がついているのが
・体の側にあるおもちゃに手をのばす。
・テレビやラジオの音がしはじめると、すぐそちらを見る。
・離乳食を喜んで食べる。


寝返りしない、家族と一緒にいる時に話し掛けるような声を出さない…と感じていたようだ。
そういえば乳児特有の喃語というのをほとんど聞いたことがない。


1歳のころ…バイバイ、こんにちはなどの身振りはする。
音楽番組などを見て、喜んで体を動かすしぐさは全くない。
毎日くりかえし見て、母は歌ったり踊ったり楽しそうにしてしてみてもマネをしようとしない。


1歳2ヶ月ごろ…(3月10日)初めて2歩でた。


1歳6ヶ月ごろ…(7月30日)舌小帯の手術。その後白衣を見ると大泣きが続く。


1歳10ヶ月ごろ…(11月)話している言葉
ひこうき=じー 電車=だっち バス=バプ バイク=バップ
救急車=ぴーぴー とり=ぴーぴー うさぎ、ねこ=にゃーにゃー
犬=ワァウワァウ テレビ=ビービ トラック=タック 
とうさん、かあさん=たーたん


1歳11ヶ月ごろ…(12月1日)
おいしい=おいち みかん=み だめ=め(連発)パトカーなど=ピーポー
ばっちい=ばっぴ いっぱい=ぱっぱっぱっ だっこ=だっちゅ
大きい=うわぁー


2歳1ヶ月ごろ…(2月23日) 
ブーブーあったー。 み、おいち。 たーたん、いやや。
ちった、ワンワン、あったー。
スプーン=プーン 半分=あんぶん 小さい=ちった うんち=にんち
とり=とぅり 土=とぅち いし=しし 消防車=うーあちちじゃー


だんだんと変化していき、普通の単語を話すようになったが、
車が来たよ!と言って途中で曲がってしまい、来なかった場合に
「きた〜きた!あ、きなかった」と話す。


歩けるようになってからのお散歩は手をつないで道を歩くことができなかった。
必ず道端の何かに興味を持って座り込んだり気の向くまま好きな方向へ、
一人でどこかへ行ってしまう。
のんびりした田舎道で、時間に追われる生活ではなかったので、できるだけつきあっていたが、
夕方などの帰る説得が上手くいかず、
散歩を終わらすには人さらいのように抱きかかえて帰ることが多かった。


他の子どもが「もう、知らない!ママ先に帰るからね〜。」などと言われた時に
慌てて「待って〜!!」とついて来る姿を見て、うらやましく思ったことも。
にいちゃんは右に行きたいのに、左へ行くと言われて気に入らない時などには
言葉であれこれ抵抗せず、「ねんね」とだけ言ってその場で寝転んで意思表示するという…
なかなか根性が座っているところを見せていた。


3歳のころ…子育てサークルにて手遊びや歌などを楽しもうとするが、
その場では見ているだけが多い。
全く興味がないのかと思えば、何ヶ月もしてから、急に口ずさんだりすることも。


4歳のころ…弟が生まれ、3ヶ月後に幼稚園入園。
外遊びが減っていたこともあってか、幼稚園をとっても楽しみに嬉しそうに通う。
お友達とのかかわりもあり特に目立つことなく喜んで過ごす。


4歳6ヶ月のころ…弟の病気発覚。
母も弟に付き添って3週間入院するなどしたため、祖母宅で過ごすなど不安定な生活を送る。
父と母のすれ違いが顕著になり、口論や暴力を目のあたりにする機会も増える。


平均台を渡る時にクラスでただ1人、両手を真横に広げてバランスをとって
慎重に慎重に渡っていたのが印象的。


5歳のころ…両親離婚により引越し、名字の変更、幼稚園から保育所へ環境が激変する。
自分の中で1つ1つ考えが整理できていくと精神的に落ち着いてくるなぁ…と感じることが多く、
なんでもきちんと話していくように心がける。
言葉数は多い方ではないが、何でも理解しており言語面では特に目立つことなく過ごすが、
「クラス全員の前で発表する」という機会には非常に緊張して、前日から台詞を考えていた。
月曜日に発表するためだけに
「日曜日には、どうしてもどこかへ連れて行って欲しい」と希望することもあった。
文章が長くなるのが嫌なのか、本当は母、弟、祖母と一緒に行った話を
祖母とだけ行ったことに変えて簡単にして、逃れていたこともある。


★スキップがなんとかできるようになる。
なわとびや跳び箱は保育所では早くから経験するケースが多くクラスの大半ができていたが、
経験なしだったこともあり全く出来ない。
竹馬は特訓のかいあってできるようになる。


文字…絵本の読み聞かせは好きだが、文字には全く興味を持たず、質問をされたこともない。
ただ、一年生になる前に自分の名前だけは読めるようになってほしいなぁ〜と思っていると、
入学直前にひらがなは自然と読めるようになっていた。
絵を描くことはあっても、字を書く遊びは一切しなかった。


数字…1年生までに5の数の分解を理解させておこうとクイズを出してみる。
どんぐりを5個拾いました。すると「ボクも欲しい〜!!」と弟も欲しがって
がんばって探して2個拾いました。
でも「にいちゃんと同じだけがいい〜!!もっと欲しい!!」と泣きました。
あといくつ探してあげたら同じ数になるでしょう?というように聞くと、
だんだんと答えられるようになってきたが、
5になるには2と何かな?と聞くとなかなか答えられずに困っていた。
根気よく続け、なんとか理解できるようになってくる。


一年生…緊張している時には落ち着いていたようだが、慣れてくると
「楽な方に流されやすいタイプですね」と担任の先生に言われる。
性格的に攻撃的ではないし、多弁ではないのであまり目立たないものの、
1人が騒いでいると、便乗して騒いだり…
チャイムがなっても勉強の用意をせずにしゃべっている子が1人いると
必ず仲間になっていたもよう。
連絡帳を出す、給食の用意、宿題、時間割、えんぴつを削る…など
ルールを決めて毎日がんばるが、
持っていったえんぴつや消しゴムをきちんと持ち帰ることができず、よく無くす。


二年生…母、現在の父と再婚。
校区内で引越し、近所の友達と楽しそうに登校する。
担任の先生には「独特の世界をもっていて楽しいですね。
虫博士と友達からの人気もありますよ。」と言われる。
人をわざと笑わせようとするわけではないのだけれど、
人を和ませる何がが備わっていて、楽しいらしい。
絵が独創的。
二学期になって九九を覚え始めると、すぐに覚えて自ら繰り返して楽しんでいたが、
なんと足し算引き算をすっかり忘れてしまっており、家で少し復習。
ちなみにカタカナを書かせてみると、ほとんど忘れてしまっていたので少し復習。
帰宅してからのルールが守れなくなってくる。
余裕がでてきたのか途中で違うことをし始めたりし、
次にするべきことをすっかり忘れているもよう。
何度も促したり検査してやるとなんとかできるが、それでも忘れ物が多くなり、
それが嫌なのか全部の教科書をランドセルに入れて持っていくようになる。
だんだん「忘れました」が平気になってきてしまう。


三年生…「文字は苦手なようですね。でも虫なんかはホント好きなようで詳しいから、
みんなが一目おいてますよ。にいちゃんがいてこそ!っていうような
理科の授業もやっていけたらいいなぁって思っています」と言われる。
内言がほとんどできないので、日記や作文が補助なしでは書けない。
算数の計算も口に出してぶつぶつ言えば、わりと早く解けるのだけれど、
黙ってやるとじ〜っと固まってしまう。
一生懸命にがんばっているわりに、なかなか学習が積みあがってこない。